「機械割105%ってどれくらい勝てるの?」——この質問に正確に答えられるかどうかで、期待値稼働の理解度が分かります。機械割の正しい読み方と、それを実践に活かす方法を解説します。
機械割(出玉率)の基本
機械割は「投入したメダルに対して、どれだけのメダルが返ってくるか」の理論値です。
| 機械割 | 意味 | 1万枚投入した場合 |
|---|---|---|
| 97% | 100枚投入 → 97枚返る | −600枚(約−12,000円) |
| 100% | 100枚投入 → 100枚返る | ±0枚(トントン) |
| 103% | 100枚投入 → 103枚返る | +600枚(約+12,000円) |
| 105% | 100枚投入 → 105枚返る | +1,000枚(約+20,000円) |
| 110% | 100枚投入 → 110枚返る | +2,000枚(約+40,000円) |
設定ごとの機械割の違い
同じ機種でも設定によって機械割は大きく異なります。
Aタイプの例(アイムジャグラーEX)
| 設定 | 機械割 | 1日(8000G)の期待収支 |
|---|---|---|
| 設定1 | 95.9% | −9,840円 |
| 設定2 | 97.8% | −5,280円 |
| 設定3 | 99.9% | −240円 |
| 設定4 | 102.0% | +4,800円 |
| 設定5 | 104.3% | +10,320円 |
| 設定6 | 107.4% | +17,760円 |
※1G = 3枚投入、1日8000G消化で計算。等価交換の場合。
AT機の例
| 設定 | 機械割 | 1日(8000G)の期待収支 |
|---|---|---|
| 設定1 | 97.5% | −6,000円 |
| 設定4 | 104.0% | +9,600円 |
| 設定6 | 112.0% | +28,800円 |
AT機は設定1と設定6の差が大きいのが特徴です。
機械割を使った期待収支の計算方法
期待収支 = 投入枚数 × (機械割 − 100%) × メダル単価
- 投入枚数 = G数 × 3枚/G
- メダル単価 = 20円(等価交換の場合)
計算例
| 条件 | 計算 | 期待収支 |
|---|---|---|
| 設定6(107.4%), 5000G, 等価 | 15000枚 × 7.4% × 20円 | +22,200円 |
| 設定1(95.9%), 5000G, 等価 | 15000枚 × -4.1% × 20円 | −12,300円 |
| 設定6(107.4%), 5000G, 非等価(5.6枚) | 15000枚 × 7.4% × 17.9円 | +19,860円 |
非等価交換の場合はメダル単価が下がるため、期待収支も減ることに注意。非等価交換の詳細を参照。
機械割の「短期」と「長期」
機械割は数万〜数十万ゲームの長期データから算出された理論値です。1日8,000G程度では大きく上下します。
| 回転数 | 実際の出玉率のブレ幅(設定6/107.4%の場合) |
|---|---|
| 1,000G | 80%〜140%(±30%以上ブレる) |
| 5,000G | 95%〜120%(±15%ブレる) |
| 10,000G | 100%〜115%(±10%程度) |
| 50,000G | 104%〜111%(かなり収束) |
| 100,000G | 105%〜110%(ほぼ理論値通り) |
1日単位で「今日は設定6で107%出てるから高設定確定」とは言えません。確率論の基礎は必読です。
機械割を使った機種選びのポイント
- 設定1の機械割に注目: 設定1でも98%以上なら「外した時のダメージ」が小さい
- 設定6の機械割に注目: 設定6で110%以上なら「当たった時のリターン」が大きい
- 設定差の大きさ: 設定1と6の差が大きいほど設定判別がしやすい
まとめ
- 機械割は長期的な理論的なメダルの返還率
- 設定ごとに異なり、設定6は105〜112%が一般的
- 1日単位ではブレが大きい。短期の結果で設定を確定させない
- 非等価交換では実質的な機械割が下がることを考慮
