パチンコで勝つための第一歩は、難しい理論ではありません。「この台は千円で何回転回るか」を正確に測ることです。
なぜなら、パチンコの勝ち負けは回転率で決まるから(ボーダーライン完全ガイド参照)。ボーダーを知っていても、目の前の台の回転率を測れなければ意味がありません。実際にホールで使える測り方を、手順で解説します。
基本:現金だけで測る一番シンプルな方法
まずは一番シンプルな、現金で測る方法から。4円パチンコなら、1,000円でおよそ250玉借りられます。
手順はこうです。
- 打ち出す前のスタート回転数を覚える(データカウンターの回転数表示を見る)
- 現金でちょうど1,000円分(250玉)を打ち切る
- 打ち切った時点の回転数を見て、増えた回転数を数える
この「増えた回転数」が、そのまま千円あたり回転率です。たとえば1,000円で18回転増えたなら、回転率は18回転。より正確に測るなら、2,000円・3,000円分を回して、その回転数を1,000円あたりに割り戻します(例: 3,000円で54回転なら 54÷3=18回転)。
投資額を増やすほど、偶然のブレが平準化されて正確になります。最低でも2,000〜3,000円分は回して測るのがおすすめです。
持ち玉が混ざったときの測り方
やっかいなのが、大当たり後などで持ち玉が混ざっているときです。持ち玉で回している間は現金が減らないため、単純に「使った金額」で割れません。
このときは、通常時の消化に使った玉数を逆算します。考え方はこうです。
- その台で通常時に回した総回転数を把握する
- 打ち込んだ総玉数から、大当たりで増えた出玉を差し引くと、通常消化に使った玉数が出る
- 通常消化に使った玉数を250で割れば「千円換算」になり、総回転数を割れば回転率が出る
やや複雑なので、実戦では「現金で打っている区間だけ」で測るのが手っ取り早く確実です。持ち玉が尽きて現金投資に切り替わったタイミングで、上の基本手順を使えばOK。持ち玉区間は無理に計算に含めない、と割り切るのが実用的です。
※持ち玉比率や逆算の精度は状況で変わります。ここでは実戦で使える簡便法を示しています。
測るときの注意点
正確に測るために、いくつか注意点があります。
- 短く測らない:1,000円だけだと偶然のブレが大きい。最低2,000〜3,000円分
- ヘソに入った回数で数える:無効なスタート(保留満タン中の入賞など)に注意
- 止め打ちの有無を揃える:電サポ中の止め打ちをするかどうかで玉持ちが変わる(止め打ちの技術介入参照)
- 時間帯・釘の変化:釘は日によって変わる(2015年の釘問題参照)。昨日の回転率は当てにならない
測った回転率を、ボーダーと比べる
回転率が測れたら、あとはその機種のボーダーと比べるだけです。
- 測った回転率 > ボーダー → 期待値プラス(打つ価値あり)
- 測った回転率 < ボーダー → 期待値マイナス(やめる)
この比較こそが、パチンコの立ち回りの核心です。ボーダーの意味と計算はボーダーライン完全ガイド、交換率でボーダーがどう変わるかは交換率とボーダーの関係にまとめています。
回転率を測る——地味ですが、これができる人とできない人で、長期の収支は決定的に変わります。まずは1台、正確に測ってみてください。
