e虚構推理(ディ・ライト・2026年7月6日導入)は、業界初の「キャリーオーバーシステム」を搭載したスマパチです。話題性は抜群ですが、期待値の視点で最初に知るべきことはひとつ — 大当り確率1/319の見た目に反して、ボーダーは約31〜33回転/千円という異常値です。この記事では仕組みとあわせて「なぜそうなるか」を解説します。
※数値は2026年7月導入時点の解析ベースです。回転率からの期待収支はボーダー・遊タイム分析ツールで計算できます。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー | ディ・ライト |
| 導入日 | 2026年7月6日 |
| タイプ | スマパチ(LT搭載・2種タイプ) |
| 大当り確率 | 約1/319.7 →(右打ち中)約1/44 |
| 鋼人攻略戦 突入率 | 約50.5% |
| RUSH継続率 | 約60%(鋼人攻略戦)→ 約77%(琴子のご褒美RUSH)→ 約75%(裏) |
| 等価ボーダー | 約31〜33回転/千円(解析サイトにより30.7〜33の幅) |
業界初「キャリーオーバーシステム」の仕組み
右打ち中は「お願い玉」4個からスタートします。
- 右打ち中は約1/11.6でボタン演出が発生し、外れるとお願い玉を1個消費
- お願い玉が尽きる前に大当りを引けばRUSH継続
- 大当り時に余ったお願い玉は、次回のRUSHにそのまま持ち越し(=キャリーオーバー)
- お願い玉が0個になった時点でRUSH終了
「今回のRUSHの引き」が次回に引き継がれるため、従来機のような極端な単発終了のリスクが均される設計です。RUSHは鋼人攻略戦(継続率約60%)→ 琴子のご褒美RUSH(約77%)→ 裏・ご褒美RUSH(約75%)の3段階で、上位に行くほど出玉効率が上がります。
なぜボーダーが約32回転もあるのか
通常、1/319ミドルの等価ボーダーは17〜18回転前後です。本機が約31〜33回転という約2倍の水準になるのは、スペックの分類が根本的に違うからです。
- 本機は2種タイプ(右打ち中は約1/44を小当り経由で射止める構造)で、1回あたりの獲得出玉が通常のミドルよりずっと少ない
- キャリーオーバーで「安定して続く」ぶん、一撃の出玉上限・平均出玉は控えめに設計されている
- つまり「当たりやすく・続きやすく・1回が軽い」— 出玉の総量が小さいため、同じ投資を回収するにはそれだけ多く回る台である必要がある
「1/319だからいつものボーダーで打てる」という感覚が最大の罠です。等価で31回転を下回る台は、どれだけ演出が面白くても期待値マイナスと考えてください。
立ち回りの結論
- ボーダー約31〜33回転/千円を確保できる店・台でのみ打つ(現実的にはかなり高いハードル)
- 遊タイム・天井は非搭載=ハマり台を拾う価値はありません
- キャリーオーバーの持ち越しは同一変動内の仕組みであり、他人の台の「お願い玉が多く残っていた」状態を拾うような立ち回りは成立しません(RUSH終了で消滅)
新基準の面白いゲーム性と、期待値の判断は別物です。回転率を測って、分析ツールで数字を確認してから判断しましょう。
まとめ
- 業界初キャリーオーバー(お願い玉持ち越し)搭載の2種スマパチ
- RUSHは3段階(約60%→約77%→約75%)で上位ほど強い
- 等価ボーダー約31〜33回転/千円 — 通常ミドルの約2倍が最重要ポイント
- 天井・遊タイム非搭載=ハイエナ不可。打つなら回転率一本で判断
